北海道から鹿児島県まではギンヤンマ、クロスジギンヤンマが生息しており、飛来種のオオギンヤンマが見られる場合もあります。
また鹿児島県の奄美大島にはリュウキュウギンヤンマも生息しており4種類のギンヤンマ属が混生していることになります。
沖縄県ではギンヤンマ、オオギンヤンマ、リュウキュウギンヤンマが生息しています。
ギンヤンマの頭部背面
僅かに額上部のT字斑がある個体もいる。
クロスジギンヤンマの頭部背面
額上部にT字斑があるのが特徴。稀に消失する個体もいる。
オオギンヤンマの頭部背面
リュウキュウギンヤンマの頭部背面
ギンヤンマ♂の腹部側面
ギンヤンマ♀の腹部側面
クロスジギンヤンマ♂の腹部側面
クロスジギンヤンマ♀の腹部側面
オオギンヤンマ♂の腹部側面
オオギンヤンマ♀の腹部側面
リュウキュウギンヤンマ♂の腹部側面
リュウキュウギンヤンマ♀の腹部側面
ギンヤンマ♂の翅
ギンヤンマ♀の翅
ギンヤンマは全体的に褐色に染まる傾向にある。
クロスジギンヤンマ♂の翅
クロスジギンヤンマ♀の翅
クロスジギンヤンマはギンヤンマに比べ若干先端が尖る傾向にある。
オオギンヤンマ♂の翅
オオギンヤンマ♀の翅
オオギンヤンマ♂は後翅の一部に円状に色づく場所があるが、♀はほぼ透明。
リュウキュウギンヤンマ♂の翅
リュウキュウギンヤンマ♀の翅
リュウキュウギンヤンマ♂は後翅の一部が色づき、♀では全体的に褐色に染まる。
ギンヤンマの胸部側面
ギンヤンマは胸部側面の筋は目立たない。また脚には黒色部分の他に赤褐色の部分がある個体が多い。
クロスジギンヤンマの胸部側面
クロスジギンヤンマは胸部側面に2本の太い筋が目立ち、和名の由来となっている。また脚は黒色のみ。