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2026年春のトンボ状況その2

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季節の進行はやや早めではありそうですが、4月に入ってから雨で寒い日も多く、やっと晴れたと思ったら異常に風が強かったりであまり成果はありません。

ウスバキトンボ♂成熟

 

アジアイトトンボ♂成熟

 

コサナエ♂成熟

 

4月16日は埼玉県北部でアジアイトトンボ3頭確認で成熟個体もいました。24日は埼玉県北部の別地点でアジアイトトンボ1♂、コサナエ3♂、シオヤトンボ数頭、シオカラトンボ数頭、初飛行中の中型のトンボを遠目に1頭確認したのみ。28日は埼玉県南部でウスバキトンボ数頭、シオヤトンボ数頭、ギンヤンマ1♂を確認。ウスバキトンボはこの時期にしては多いような気がします。

5月2日は近年黄昏飛翔をよく観察している場所へオオヤマトンボの状況を見に行きましたが例によって強風が吹き荒れ大型のトンボは見られず、クロイトトンボ数頭とウスバキトンボが2頭飛んでいるだけで特に成果はなく帰路につくと途中の住宅街の路上にサラサヤンマ未熟♀のロードキル個体を発見。すぐさま拾い上げ確認すると腹部の黄斑は消えかかっていますが、まだアリもたかっておらず関節も柔らかい状態なので恐らく朝までは生きていたと思われます。黄昏ポイント付近で摂食していた個体が強風で飛ばされて車と接触したようです。湿度は低めですが気温がかなり高かったので腹部の腐敗は早かったようで残念ですが何とか標本にしてみようということで持ち帰ることにしました。

サラサヤンマ♀未熟

 

車で数分も走れば東京都23区に行けるような都会ですのでなかなか良い拾い物だと思います。

また、黄昏ポイント付近でこの辺には現在居ないはずのトンボを見かけたので調査を継続したいと思います。

 

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2026年春のトンボ状況

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今季初のトンボ探索は個人的に未観察であったサナエトンボ2種を求めて東海地方へ。

過去の初見記録と昨今の季節進行の速さを考えて4月第2週に出かけました。

今回は新規開拓ではないので両種とも分布している地域です。あまり人目に付かなさそうな溜池に当たりをつけました。ピンポイントで確実に生息しているかは分かりませんがサナエトンボ科なので多分すぐに見つかるでしょう。

遠征ではありますが今回はあまり動き回る予定はないので電車と徒歩です。昼前に最寄り駅を降りると長閑な田園風景が広がっています。天気は良さそうです。関東地方よりは少し暖かく感じます。

しばらく歩くと畑の上空をヤンマが飛んでいるのを発見しました。クロスジギンヤンマ♀の未熟のようですが柵に囲まれた場所のため採集はできませんでした。少し進むと今度は竹藪横の空き地でウスバキトンボが飛んでいます。4月11日なので採集しておこうと思いましたが筆者の身体が鈍っており空振りしました。

また少し進むと畑の奥の小規模な溜池です。タベサナエやオグマサナエが居るかと思いましたがシオヤトンボしか居ません。溜池から延びる水路にはアサヒナカワトンボ♂のテネラル個体が1頭。

アサヒナカワトンボ♂テネラル

 

トンボの気配が少ないのでまた少し歩いてメインポイントと踏んでいた場所へ。

1つ目の溜池の土手を歩くとサナエトンボ科の未熟個体が飛び出したので採集するとオグマサナエの♀でした。第一目標達成です。次の溜池の土手を歩くと今度はタベサナエ♀を採集できました。

オグマサナエ♀未熟

 

タベサナエ♀成熟

 

↑タベサナエの動画(筆者撮影)

 

付近の溜池や水路沿いを見ていくとタベサナエが圧倒的に多いです。樹上と空き地の下草を行き来して摂食活動を行っています。時期的に未熟か半熟個体がほとんどだと思っていましたが成熟したての個体もいました。しかし水辺で縄張りする個体はまだ見られず、空き地でパトロール兼摂食をしている段階でした。

一通り観察して進展がなさそうなのでこの日は15時くらいで打ち切りました。

この日見られたトンボはクロスジギンヤンマ1、ウスバキトンボ1、シオヤトンボ数頭、シオカラトンボ1、アサヒナカワトンボ1、タベサナエ多数、オグマサナエ1。

 

オグマサナエ♂半成熟

 

タベサナエ♂成熟

 

付近の宿に1泊して翌日。気温が上がり始める10時頃に前日のポイントに到着。池ではホソミオツネントンボが活動中。相変わらずタベサナエばかりですが正午になり最後に採集した個体が都合よくオグマサナエ♂で今回の目標を達成したので帰路につきました。

この日見られたトンボはタベサナエ多数、オグマサナエ1、シオヤトンボ数頭、ホソミオツネントンボ3

 

観察期間:4月11日、12日

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