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トビイロヤンマ Anaciaeschna jaspidea (Burmeister, 1839)
体長:62㎜~72㎜内外
成虫出現時期:沖縄諸島では3月下旬~12月中旬、八重山諸島では一年中
分布:沖縄諸島、大東諸島、八重山諸島
生息環境:平地から山沿いの水田、湿地化した休耕田、付近の畦道・路上・垣根
備考:黄昏飛翔性が強いが、朝より夕方の方が活発に摂食する。産卵は日中に抽水植物群落に潜り込んで行われているのを観察した。♂はたまに日中からフラフラ飛ぶ個体もいる。
未熟個体は抽水植物に静止していることがあり、近くを歩くと飛び出してくる。
渡嘉敷島、石垣島でも観察しているが沖縄本島に比べ、個体数は少ない。また、2024年7月には奄美大島でも目撃している。
移動性があり、本州でも稀に記録されるようである。
♂未熟 沖縄県(沖縄本島) 2019年4月8日
♂半成熟 沖縄県(沖縄本島) 2019年4月8日
♂成熟 沖縄県(沖縄本島) 2020年4月2日
♂老熟 沖縄県(渡嘉敷島) 2021年7月4日
♀未熟 沖縄県(沖縄本島) 2019年4月8日
♀成熟 沖縄県(沖縄本島) 2019年8月
♂複眼各ステージ 沖縄県(沖縄本島) 2019年4月
トビイロヤンマの動画↓