カテゴリー
カワトンボ科 サナエトンボ科 トンボ科 ブログ ヤンマ科 東海地方

2026年春のトンボ状況

*本ページにはプロモーションが含まれます

今季初のトンボ探索は個人的に未観察であったサナエトンボ2種を求めて東海地方へ。

過去の初見記録と昨今の季節進行の速さを考えて4月第2週に出かけました。

今回は新規開拓ではないので両種とも分布している地域です。あまり人目に付かなさそうな溜池に当たりをつけました。ピンポイントで確実に生息しているかは分かりませんがサナエトンボ科なので多分すぐに見つかるでしょう。

遠征ではありますが今回はあまり動き回る予定はないので電車と徒歩です。昼前に最寄り駅を降りると長閑な田園風景が広がっています。天気は良さそうです。関東地方よりは少し暖かく感じます。

しばらく歩くと畑の上空をヤンマが飛んでいるのを発見しました。クロスジギンヤンマ♀の未熟のようですが柵に囲まれた場所のため採集はできませんでした。少し進むと今度は竹藪横の空き地でウスバキトンボが飛んでいます。4月11日なので採集しておこうと思いましたが筆者の身体が鈍っており空振りしました。

また少し進むと畑の奥の小規模な溜池です。タベサナエやオグマサナエが居るかと思いましたがシオヤトンボしか居ません。溜池から延びる水路にはアサヒナカワトンボ♂のテネラル個体が1頭。

アサヒナカワトンボ♂テネラル

 

トンボの気配が少ないのでまた少し歩いてメインポイントと踏んでいた場所へ。

1つ目の溜池の土手を歩くとサナエトンボ科の未熟個体が飛び出したので採集するとオグマサナエの♀でした。第一目標達成です。次の溜池の土手を歩くと今度はタベサナエ♀を採集できました。

オグマサナエ♀未熟

 

タベサナエ♀成熟

 

↑タベサナエの動画(筆者撮影)

 

付近の溜池や水路沿いを見ていくとタベサナエが圧倒的に多いです。樹上と空き地の下草を行き来して摂食活動を行っています。時期的に未熟か半熟個体がほとんどだと思っていましたが成熟したての個体もいました。しかし水辺で縄張りする個体はまだ見られず、空き地でパトロール兼摂食をしている段階でした。

一通り観察して進展がなさそうなのでこの日は15時くらいで打ち切りました。

この日見られたトンボはクロスジギンヤンマ1、ウスバキトンボ1、シオヤトンボ数頭、シオカラトンボ1、アサヒナカワトンボ1、タベサナエ多数、オグマサナエ1。

 

オグマサナエ♂半成熟

 

タベサナエ♂成熟

 

付近の宿に1泊して翌日。気温が上がり始める10時頃に前日のポイントに到着。池ではホソミオツネントンボが活動中。相変わらずタベサナエばかりですが正午になり最後に採集した個体が都合よくオグマサナエ♂で今回の目標を達成したので帰路につきました。

この日見られたトンボはタベサナエ多数、オグマサナエ1、シオヤトンボ数頭、ホソミオツネントンボ3

 

観察期間:4月11日、12日

*本ページにはプロモーションが含まれます