スジボソギンヤンマ(ギンヤンマ A. parthenope julius × クロスジギンヤンマ A. nigrofasciatus nigrofasciatus)

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スジボソギンヤンマ(ギンヤンマ Anax parthenope julius × クロスジギンヤンマ Anax nigrofasciatus nigrofasciatus)

体長:76㎜~78㎜内外

成虫出現時期:5月中旬~10月中旬

分布:北海道から沖縄県で記録がある

生息環境:開放水面がある池沼で海に近い水域で採れることが多いようだが山頂付近でも記録がある

備考:近縁種同士であるギンヤンマとクロスジギンヤンマの種間雑種で両方の特徴を兼ね備えている。

ギンヤンマに交じって縄張り争いを繰り広げたり、黄昏飛翔をする。

本種間雑種には生殖能力があるとされ、交尾や産卵も確認されており、F2以降の個体が出現することもあるようだが、外部形態からは親種と見分けがつかないことが多いようである。

 

♂成熟(クロスジギン寄り個体) 静岡県 2024年9月

 

♂成熟(ギンヤンマ寄り個体)静岡県 2024年9月

 

♂成熟 沖縄県(西表島) 2020年9月11日

 

♂成熟 東京都 2014年9月4日