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ヤブヤンマ Indaeschna melanictera(Selys,1883)
体長:77㎜~92㎜内外 (南西諸島の個体はやや小型傾向にある)
成虫出現時期:4月下旬~10月上旬(5月下旬~8月下旬に多い)
分布:青森県以南の本州から沖縄県(沖縄本島)まで
生息環境:樹林に囲まれた湿地、水溜まり、小規模な池、貯水槽、水域付近の路上、空き地、河川敷、林道、尾根
備考:大型のトンボではあるが、かなり小規模な水域でも世代交代が可能でクロスジギンヤンマ同様、都市部にもよく順応している。
日中にも摂食飛翔を行うが黄昏飛翔性が強い。交尾や産卵は日中に観察している。♂のパトロールは日中、付近に樹木が生える小規模な池や湿地上で行われる。
南西諸島の個体群は若干小型で遺伝子的にも差があるという。南西諸島では尾根筋の林道などで日中から活発に飛び回っている姿を観察できる。
♂成熟 千葉県 2016年7月
♀老熟 東京都 2017年7月
♀成熟 青森県 2024年8月
♀成熟 青森県 2023年7月20日
♀未熟 滋賀県 2017年8月
♂成熟 沖縄県(沖縄本島)2020年7月
♀成熟 沖縄県(沖縄本島)2019年7月
♀成熟 鹿児島県(奄美大島)2024年7月
♀未熟 沖縄県(沖縄本島) 2020年7月
♂成熟 鹿児島県(奄美大島)2024年7月
♀成熟 鹿児島県(奄美大島)2024年7月
ヤブヤンマの動画↓(筆者撮影)