サキシマヤンマ Aeschnophlebia risi sakishimana

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サキシマヤンマ Aeschnophlebia risi sakishimana Asahina, 1964

体長:63㎜~72㎜内外

成虫出現時期:5月下旬~12月中旬(6月中旬~11月上旬に多い)

分布:沖縄県(石垣島・西表島)

生息環境:河川源流・上流域、林道に付随する細い流れや小空間

備考:西表島ではイシガキヤンマと同所的に見られ、河川源流域の流れ付近の空間や林道上を飛翔する。

飛翔はイシガキヤンマとは異なり、地面スレスレを飛ぶことが多い。西表島では成熟したばかりの♂が林道の下草をつつくように飛んでいるのを観察している。

概ね朝は日の出直後の6時過ぎから7時20分の間、夕方は日没直前の17時45分から18時50分の間に採集している。日の出直後と日没直前の飛翔なので時期により時間は前後する。摂食飛翔タイムは10分~20分程度で終了する場合が多い。

イシガキヤンマとサキシマヤンマの識別

 

♂未熟 沖縄県(西表島) 2020年10月

 

♂成熟 沖縄県(西表島) 2019年10月28日

 

♂老熟 沖縄県(石垣島) 2019年7月

 

♀成熟 沖縄県(西表島) 2020年10月

 

♀未熟 沖縄県(西表島)2024年10月

 

♀未熟 沖縄県(西表島)2024年10月