イシガキヤンマ Aeschnophlebia ishigakiana ishigakiana

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イシガキヤンマ Aeschnophlebia ishigakiana ishigakiana Asahina, 1951

体長:71㎜~81㎜内外

成虫出現時期:6月中旬~11月中旬

分布:沖縄県(西表島)

生息環境:河川源流・上流域、林道に付随する細い流れや小空間

備考:名前は最初の発見地の石垣島にちなむが、石垣島ではそれ以降記録はない。

西表島では大きな河川の上流域の林道で見られ、流れ付近の空間、林道上や斜面を飛翔する。

飛ぶ時間帯は、朝は6時過ぎから8時くらいまでだが6時50分から7時10分くらいがピーク。夕方は9月の観察では18時20分くらいから18時45分くらいまで飛ぶが15時50分くらいに飛びだした個体も目撃している。未熟や半成熟個体は夕方も飛ぶが、成熟期つまり10月上旬くらいからは夕方の飛翔はあまり活発ではなくなる傾向にあるようだ。10月の観察では夕方は17時40分前後に飛ぶのを確認している。摂食時の飛翔高度は概ね人の目線より上である。産卵は午後に行われるようだが未観察である。

イシガキヤンマとサキシマヤンマの識別

♂成熟 沖縄県(西表島)2024年10月

 

♀成熟 沖縄県(西表島)2024年10月

 

♂未熟 沖縄県(西表島) 2020年9月

 

♀未熟 沖縄県(西表島) 2019年9月

 

♀半成熟 沖縄県(西表島)2020年9月

 

♀成熟 沖縄県(西表島) 2020年10月