オキナワミナミヤンマ Chlorogomphus okinawensis

オキナワミナミヤンマ Chlorogomphus okinawensis Ishida, 1964

体長:70㎜~77㎜内外

成虫出現時期:5月下旬~8月中旬(6月下旬から7月下旬に多い)

(7月下旬にも未熟個体が採れるため、少なくとも8月中旬くらいまでは活動していると思われる。)

分布:沖縄県(沖縄本島北部)固有

生息環境:河川上中流域、流れ付近の路上、尾根

備考:朝夕は平地付近に集まって摂食飛翔することがある。日中は標高の高い場所の流れ付近を飛ぶ姿を見かける。

晴れが続くとカラスヤンマは飛んでも、本種は全く見かけないこともしばしば。大雨が降った翌日の夕方は数十頭の群飛が見られる場合が多い。

夕方は日没直前の19時過ぎくらいまで摂食をするが、7月下旬以降は朝夕はあまり飛ばなくなるようだ。

オキナワミナミヤンマ♂とカラスヤンマ♂の識別

 

♂成熟 沖縄県(沖縄本島) 2020年7月

 

♂未熟 沖縄県(沖縄本島) 2019年7月21日

 

♀成熟 沖縄県(沖縄本島) 2020年7月29日

 

♀未熟 沖縄県(沖縄本島) 2020年7月30日

 

♀成熟 沖縄県(沖縄本島) 2020年7月

 

♀成熟 沖縄県(沖縄本島) 2020年7月29日

 

♀未熟 沖縄県(沖縄本島) 2020年7月30日

 

オキナワミナミヤンマの動画↓