モイワサナエ Davidius moiwanus moiwanus

モイワサナエ Davidius moiwanus moiwanus (Okumura, 1935)

体長

成虫出現時期:4月下旬~9上旬(5月中旬~7月上旬に多い)

分布:北海道・青森・秋田・岩手・山形・宮城・福島・新潟・長野・群馬・栃木・茨城

生息環境:丘陵地から低山地の河川源流域、または湿地状の緩やかな流れや付近の林道

備考:林道沿いの植物に止まり、時折飛び立って摂食する姿が見られる。

ダビドサナエと比べるとやや華奢な印象のトンボ。

♂は尾部付属器付近の形状でダビドサナエやクロサナエとの区別は容易だが、♀はダビドサナエに酷似する。

本州中部には亜種ヒラサナエが分布し、中国地方には亜種ヒロシマサナエが分布する。

小型サナエトンボの識別

 

♂老熟(尾部付属器) 青森県 2023年7月

 

♂老熟 青森県 2023年7月

 

♀老熟 青森県 2023年7月