ヒラサナエ Davidius moiwanus taruii  【モイワサナエ本州中部亜種】

ヒラサナエ Davidius moiwanus taruii Asahina & Inoue, 1973 【モイワサナエ本州中部亜種】

体長

成虫出現時期:4月上旬~7上旬

分布:富山県、石川県、福井県、滋賀県、京都府、兵庫県、岡山県

生息環境:丘陵地から低山地沿いの植物の繁茂した目の細かい砂底の緩やかな清流、または湿地、付近の雑草が繁茂した空き地

備考:ダビドサナエと酷似するが、♂の付属器の形状、胸部側面の斑紋、大顎の斑紋により区別する。

胸部側面の頭部側の黒条は基本的に上部まで達さないとされているが、時々これが上部に達する所謂フタスジ型が見られる。

産卵は日中に観察できた。

小型サナエトンボの識別で解説予定

 

♂尾部付属器背面

 

♂成熟(フタスジ型)富山県 2023年5月

 

♂成熟(黒化型)富山県 2023年5月

 

♂成熟 富山県 2023年5月

 

♀成熟(フタスジ型) 富山県 2023年5月

 

♀成熟 富山県 2023年5月

 

♀未熟 富山県 2023年5月

 

ヒラサナエの動画(筆者撮影)↓