オニヤンマ Anotogaster sieboldii 【奄美群島個体群】

オニヤンマ Anotogaster sieboldii (Selys, 1854)【奄美個体群】

体長:90㎜~100㎜内外

成虫出現時期:6月中旬~10月上旬

分布:鹿児島県(奄美大島・加計呂麻島・請島)で記録がある。

生息環境:山地の河川中流域から源流域、淀み、流れ付近の路上

備考:本土個体群や沖縄島個体群に比べ縞模様が腹部裏側では広がり、滲んだような感じになる。複眼も青みが強いのが特徴。

朝は9時くらいに川の淀みで摂食飛翔を行うのを観察した。日中は林道上で摂食飛翔したり細い流れで生殖活動を行う。

 

♂成熟 鹿児島県(奄美大島) 2020年8月

 

♂成熟 鹿児島県(奄美大島) 2020年8月

 

♂成熟 腹部腹面