ムカシトンボ Epiophlebia superstes

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ムカシトンボ Epiophlebia superstes (Selys, 1889)

体長:45㎜~52㎜内外

成虫出現時期:3月中旬~7月中旬(4月中旬~5月中旬に多い)(場所によっては8月まで記録がある)

分布:北海道から鹿児島まで広く分布するが千葉県では記録がない。(日本固有種)

生息環境:河川上流域・源流域の細い流れや、それに付随する草地や小空間。

備考:腹部側面の黄斑は成熟するにつれ黒化する。東京都の低山地の渓流では、未熟期間つまり4月中旬頃までは晴天時、正午前から夕方にかけて空き地等に集まり摂食飛翔を行う。成熟期には正午前から夕方にかけて細流の上や時には林道上を低く飛びパトロールをする。曇りでも気温や湿度が高いと飛ぶ。

 

♂未熟 東京都 2015年4月15日

 

♀半成熟 東京都 2015年4月15日

 

♂老熟 北海道 2022年8月1日

 

♂成熟 東京都 2018年4月

 

♂未熟 東京都 2017年4月

 

♀成熟 東京都 2017年4月

 

♀半成熟 青森県 2024年4月

 

♀未熟 東京都 2017年4月

 

ムカシトンボの動画(筆者撮影)↓