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オオヤマトンボ Epophthalmia elegans elegans (Brauer, 1865)
体長:81㎜~90㎜内外
成虫出現時期:4月中旬~10月下旬
分布:北海道から九州(種子島)まで
生息環境:大きな池沼、ダム、湖、河川、河川敷、谷津、空き地
備考:都市部でもある程度広い池沼があれば大抵生息している。春から出現するが、盛夏にも黄昏ヤンマに交じって未熟個体が高空を飛ぶ姿が良く見られる。
♀では翅の先端が橙色や褐色に色づく個体や、翅全体が煙る個体が現れる。
♂は池沼の岸辺に沿って広範囲に周回飛翔しパトロールする。♀の産卵は岸辺の一定範囲を往復して時折打水して行うが、池沼の中央付近を広範囲に飛び回って行うこともある。交尾は付近の樹上に静止して行われる。
春に出現する個体は身体がずんぐりしており、腹部黄斑も夏の個体に比べてやや発達傾向にある。
黄昏飛翔の時間帯に上空を摂食飛翔する♀個体の斜め下の位置から追いかけるように飛翔する♂個体を観察している。(追従飛翔)
黄昏飛翔ではウスバキトンボなどを捕食する姿も観察できた。
♂老熟 埼玉県 2022年9月
♂老熟(やや黒化型) 埼玉県 2022年9月
♀半成熟(春型) 東京都 2018年7月9日
♀老熟 滋賀県 2017年8月 (K)
♂老熟 埼玉県 2022年9月
♀成熟 埼玉県 2006年8月
♂成熟(春型)埼玉県 2024年5月
♀成熟(春型)埼玉県 2024年5月
♂半成熟 埼玉県 2024年6月